afterword of cut the knot

カテゴリ: forget-me-not  / テーマ: 二次創作:小説  / ジャンル: 小説・文学






カウンターアタック婚(w)から妊娠ときて、
類の両親が後悔と反省をしたところで本編は終わったのですが、
内容の割にはスピード感のあるサラッとしたお話になってしまった事もあって、
類くんの心情とか両親の反省の色とか...まあそれ等を後日談に。


本編で司がわざとに自分とつくしには関係が無かったこと、
むしろ類とだけ関係を持っていたことを暗に伝えていたのも、
つまるところは自分との過去の恋愛絡みも二人の結婚のネックになっているなら、
違う、そうじゃない。ってことをね。

そんなこんなで本編では表面上は和解して終わったのだけれど、
本当の意味での和解はしてなかったもんね。

やはり大事な一人息子の子供...つまり花沢の次なる後継者が誕生しているわけだから、
そりゃあ両親としては気になるところ。
それにやはりその大事な一人息子にいつまでもネチネチとやられるのも悲しいですしねw
自分たちが蒔いた種であったとしても許して欲しいもの。

だって類くんは花沢唯一の子供...一人息子だったわけで、
そんな大切な一人息子に嫌われるなんて、その痛み、尋常じゃないはずwww

まあ、両親としては待望の一人息子に並々ならぬ期待をかけて、
それに比例して物凄く大切に育てて来たんだろうから、
伴侶は厳選をしたいと思ったのも当然かもしれない......。

しかし類は許さないw
絶対に許さない。
絶許←

でもいつまでもこの状態...と言うか、類の根っこがそれであるのは、
つくしの性格上、それはとても悲しく納得のいかないところなんじゃないかなあと思いまして。
類が類自身を許せないのてあれば、
そうさせてしまったのは自分だと...
つくしがお得意の自己嫌悪で責任を感じるってあるあるですし(w)

つくしちゃんにここまで言わせてしまったら、つくし命の類くんとしては不甲斐なさ全開ですもん。
それはもう全力で向き合いますよ。

そんな感じで二人の中にずーっとあったであろう心残りみたいなものも、
全てが霧散していくわけじゃないけれど、徐々に揮発していっているのではないでしょうか。

それは色んな心情が重なって、類くんの心も成長していっているのでしょう。



ああ...度々お話していますが登場人物の名前を考えるのが苦痛な私なので、
いつもは適当に野球選手の苗字から付けているのですが(w)、
類つくの子供の名前ってなるとさすがに適当に野球選手の名前からランダムで選ぶのもどうかと...
私も人並に悩みます。
ここのブログでは子供に名前が付いているのは「sugar」だけ。
個人的にはこれ以外で子供を書くことは無いと決めていたのでこの続編はちょっと悩みましたよ。
後日談ともなれば妊娠していた訳だから、
誕生させないことに話は進まないし、誕生させたら名前無いのもおかしいし...ってことで、
仕方なく...と言うか、ひねり出したと言うか......。

本編で「植物の名前を付けよう」みたいな二人の会話を書いてしまったので、
やっちまったなあ...とも思ったんですけどw

結局は一番最初に思いついた名前にしました。
次男はそれに倣って付けた感じです。


タイトル「cut the knot」
簡単に言えば「和解」と言うかね。
難事を一気にね...こう、二人の根底にあったモヤモヤをパッと鮮明にするって言うかね。
問題を鮮やかに解決する。ってことで。

余談ですが、長男の名前を決めてタイトルが浮かんだ時に名前を変えたんですよ。
それで全て名前の部分を書き直して...ってやっていたのですが、
3年の時を経て公開する前の誤字脱字チェックで読み返したところ何だかしっくりこなくって、
やっぱ最初の名前の方にしとこ!って...またしても名前の部分をチマチマ書き直す作業...w


本編同様にサクサクとした短いお話でしたが、
「つくしはお花」ってことで、ようやく「勿忘草」の名も出てきたところで終わりです。


本編から復習して読んで頂いた皆様、
いつものことながら拍手やコメントを残して頂いた皆様、この度もありがとうございました。

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編集 / 2022.09.14 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑

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